2010-04-15 第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
○参考人(中山暁雄君) お答えいたします。 私、二〇〇四年に東京に着任しまして、六年間、大変多岐にわたる日本とのパートナーシップというものを進めてまいりました。国際移住機関として、また私自身のこの六年間の経験を踏まえて、昨年から始めた虹の架け橋教室事業というのが、外国人住民の日本社会への定着と自立を促進する国際的に見ても大変重要な活動であり、また、日本の今後の、将来、移民の社会統合ということを考える
○参考人(中山暁雄君) お答えいたします。 私、二〇〇四年に東京に着任しまして、六年間、大変多岐にわたる日本とのパートナーシップというものを進めてまいりました。国際移住機関として、また私自身のこの六年間の経験を踏まえて、昨年から始めた虹の架け橋教室事業というのが、外国人住民の日本社会への定着と自立を促進する国際的に見ても大変重要な活動であり、また、日本の今後の、将来、移民の社会統合ということを考える
○参考人(中山暁雄君) お答えします。 つまり、日本として、日本政府としてどういう対応が必要かという質問だというふうに思いますけれども、やはりこれは、日本は援助というものを、ODAという予算を持っておりますので、やはりそれを有効に活用していくということが非常に重要であるというふうに思います。 例えば、出身国における取組ですけれども、当然貧困という問題もありますし、それからやはり教育レベルの問題というものもあります
○参考人(中山暁雄君) お答えします。 この人身取引の問題というのは、国際的に見ても非常に実態の解明は難しいということは、一つの共通認識になっていると思います。これは元々、組織犯罪の関与でありますとか、そもそもアンダーグラウンドで行われていることですから実態は難しいと。その場合に、やはり通常出てくる数字というのは公的機関、例えば警察などが検挙した数。でも、それは当然全体の一部にすぎないというような
○参考人(中山暁雄君) まず、私たちの機関であります国際移住機関、一般に英語でIOMというふうに呼んでおりますが、の基本的な考え方というところをまず述べたいと思います。 私たちは、人道的で秩序のある移住、マイグレーション、人の移動というのは移民と社会の双方に利益をもたらすという、これは基本的な考え方です。この考え方に基づきまして、秩序のある人の移動というものは保護し促進すると。その一方で、不正規の